2017年08月18日

真贋の森…読み終えです!

「黒地の絵」松本清張、読み始めです。短編集です。表題は、「黒地の絵」。他に「二階」、「拐帯行」、「黒地の絵」、「装飾評伝」、「真贋の森」、「紙の牙」、「空白の意匠」、「草笛」、「確証」が収録されています。
「真贋の森」読み終えです。

 復讐、天国から自国へ…相手を今の地位からあっけなく引きずり落とそうとするこの計画…面白かった。成功したかどうかは、最後まで書かれていないので分かりませんが…きっと成功しただろう

 干した洗濯物が重そうに雨に打たれて…そんな六畳間一間のアパートに暮らす宅田伊作。詰まらない雑誌に美術記事を書き原稿料で暮らす日々50代半ばの男・宅田伊作。帝大文学部で日本古美術史を専攻、担当教授は本浦教授。が、実証的なアプローチを得意とし鑑定にも優れている津田教授に師事。

 そのことから宅田伊作は、本浦教授から目を付けられ一方的な嫌忌を受け、「宅田伊作を美術界から締め出し……俺の一生はこの人のために埋もれたといってもよい」と。

 しかし、作品を見る鑑識眼は一流の宅田伊作。鑑識眼のない二流の本浦教授。

 贋作を見抜けない本浦教授を今の地位から引きずり下ろすには…。いや〜展開が実に面白い。宅田伊作の繊細で隙もないその計画の進展状況がいい。
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2017年08月16日

装飾評伝…読み終えです!

「黒地の絵」松本清張、読み始めです。短編集です。表題は、「黒地の絵」。他に「二階」、「拐帯行」、「黒地の絵」、「装飾評伝」、「真贋の森」、「紙の牙」、「空白の意匠」、「草笛」、「確証」が収録されています。

「装飾評伝」読み終えです。目には見えない事実が天才画家に隠されていました。

 語り手である私という人物が…昭和初期の異端の画家、名和薛治(なわせつじ)の足跡を…放浪生活の末に崖から転落死を遂げてしまった天才画家の小説を書こうというところから始まります。しかし、生前友人の少なかった名和薛治と長く交友を持っていた人物・芦野信弘の死亡記事が新聞に…。芦野信弘も画家。名和の伝記の著者で、語り手である私は、名和の事をよく知っているであろう芦野から話を聞こうと計画していたんです、それがとん挫。が、芦野には遺族が居て、芦野が遺族に名和について書いた未発表の原稿を残してはいないか、何か話してはいないかと…再び書く意欲がわいてきます。

 遺族である芦野の娘を訪ねた私…どこか似ている、名和に。そこで意外な事実に出会うことになります。

 なぜ、名和の放浪生活が始まったのか…天才画家と長く交友関係にあった芦野信弘との人間関係が分かってきます。

 「ん〜〜」と唸りたくなるような小説でした…緻密だ
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2017年08月14日

黒地の絵…読み終えです!

「黒地の絵」松本清張、読み始めです。短編集です。表題は、「黒地の絵」。他に「二階」、「拐帯行」、「黒地の絵」、「装飾評伝」、「真贋の森」、「紙の牙」、「空白の意匠」、「草笛」、「確証」が収録されています。

 「黒地の絵」読み終えです。この恨み、絶対に晴らす、留吉の執念は深かった。

 1950年(昭和25年)7月。祇園祭を控えて何日も前から小倉には祗園太鼓の音が響いていました。そこから一里ほど離れた米軍のジョウノ・キャンプに岐阜から南下してきた黒人部隊が駐留していました。若者はバチを振るい小倉の街中に響き渡る太鼓の音、単調でもありリズミカルでもあり、鈍い音の打楽器音…それが黒人兵達にどんな刺激を与えたのか…。

 焼けるような陽が沈んだ夜…武装した黒人兵、総勢250人が集団脱走…黒人兵は数人の組となって街へと散っていった。民家に入っては略奪、暴行を繰り返した。炭坑事務員である前野留吉の家にも6人の黒人兵が押し入ってきます。酒と開放感に一時の自由を得た黒人兵は、妻の芳子を輪姦。力と恐怖の前にどうすることもできない留吉。黒人兵達は、体中に刺青を入れていて、それが留吉の目に焼き付いていました。

 世間体と妻の事を思って…この事を口外しなかった留吉。留吉にできることは…。

 朝鮮戦争が悪化、戦地から送られてくる夥しい死体…そのほとんどが黒人兵。小倉のキャンプ、死体処理で働いていた留吉。目的は……。留吉が妻のために出来ることは…。ある日、留吉の前にある黒人兵の死体…ナイフを持ってしゃがみこんでいる留吉。「皮膚の黒地のキャンパスには赤い線が描かれている」…あの黒人兵だ。

 小さな復讐かもしれませんが、留吉の執念は深かったです。
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2017年08月13日

拐帯行(かいたいこう)…読み終えです!

 「黒地の絵」松本清張、読み始めです。短編集です。表題は、「黒地の絵」。他に「二階」、「拐帯行」、「黒地の絵」、「装飾評伝」、「真贋の森」、「紙の牙」、「空白の意匠」、「草笛」、「確証」が収録されています。

 「拐帯行」読み終えです。拐帯とは、預かった金、物を持ち逃げすること。

 会社の金をごまかし持ち逃げを企てた森村隆志。実行日は、土曜日…発覚するであろう月曜日までには時間がある。その間に久美子と九州への逃避行。隆志と久美子、2人の乾燥した境遇の相似が愛を受け入れた。

 手に入れた大金、旅先で贅沢な遊びをして…そして死を求めての2人旅でした。九州へと向かう列車の中で斜め向こうの席に座った紳士と妻らしき女性。幸せそうに見える2人…この2人に出会ったことによって隆志の心は少しだけ変化が現れます。罪と心中…果たしてそれでいいのか!?。列車で出会った紳士と妻らしき女性の知られざる正体が…。

 拐帯行、良かった
 
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2017年08月01日

二階…読み終えです!

「黒地の絵」松本清張、読み始めです。短編集です。表題は、「黒地の絵」。他に「二階」、「拐帯行」、「黒地の絵」、「装飾評伝」、「真贋の森」、「紙の牙」、「空白の意匠」、「草笛」、「確証」が収録されています。

「二階」読み終えです。この妻の心理状況が…面白い。あと、この結果には驚きました

 療養所に2年近く入院している竹沢英二ですが病状は一向に回復に向かいません。2年近く療養所にいると気が滅入って仕方ないと…家で療養することを強く望む英二。家は、印刷業を業としている。そのため、機械の騒音、紙埃が二階へと上がってくるし病院の方が設備も整って安心だと妻が説得しますが…家で療養することに。

 付添看護婦を付けることにした夫婦…24時間。家の二階へ戻って来た夫は、目を細めて喜びます。看護婦が家を訪れて二階で寝ている英二と視線を交わした瞬間…何かが二人の間に起こりました。昔の知り合い?、普通の知り合いだったら…驚き、懐かしく挨拶ぐらいはするはずなのに…他人を装う二人です。

 二階には、付添看護婦と夫、襖の向こうに二人だけの空間が生まれます。妻は一階で仕事。最初の頃は、用事で二階へ上がることに”苦”は無かった妻だったんですが、徐々に二階へ上がることへの気遣い、抵抗が妻の心を揺さぶりだします。二階へ上がるにもきしむ音をわざと立てて上がるようになった妻。

 夜の二階は、夫、妻と看護婦が一緒に寝ます。妻の心理状態、夫の心の変化、愛嬌のある目をし、行儀のいい看護婦。そして、ある日……突然それはやってきました。それにどう対応するのか、妻の行動は最後まで妻でしたね。面白かった
 
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2017年07月19日

黒地の絵…読み始めです!

 「黒地の絵」松本清張、読み始めです。短編集です。表題は、「黒地の絵」。他に「二階」、「拐帯行」、「黒地の絵」、「装飾評伝」、「真贋の森」、「紙の牙」、「空白の意匠」、「草笛」、「確証」が収録されています。読むぞー
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蒼氓(そうぼう)…読み終えです!

 蒼氓(そうぼう)石川達三、読み終えです。蒼氓、僕が持っている漢和辞典には「もろもろの民、すべての人民」と書かれています。

 神戸港に集まった953人。様々民、様々な事情を持ったもろもろの民。全てを処分し日本を仕方なく見切りブラジルの大地へ夢を持って移民船・らぷらた丸へ乗り込んだ…ブラジルまでの航海45日。移民船に乗り込む数日前、航海の45日間、ブラジルに到着してからのいく日かの…ブラジル移民の物語です。

 石川達三自身1930年(昭和5年)に移民の監督者として船でブラジルに渡っているそうだから、これをもとに書かれた小説かな?。蒼氓の第1部は1935年4月に発表されています。

 そのため全てにリアリティがあって現実味を帯びた物語…面白く読ませていただきました。日本をあきらめてブラジルへ、最初は希望と夢を抱き、そしてブラジルの現実を知ることになり、夢が夢で…1年経ったら日本へ帰るという夢、それが…しかし、ブラジルが近くなり、ブラジル大地に降りたって…心の変化が移民達に現れてきます…希望が希望ではなくなり、そして再び希望の地へと変わっていく。
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2017年07月07日

蒼氓(そうぼう)…読み始めです!

 「蒼氓(そうぼう)」石川達三、読み始めです!。昭和10年(1935)に発表。石川達三って、読むのはいつ以来か…記憶にありません。ブラジル移民団を描いた長編小説です。
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穴の中の護符…読み終えです!

表題が「突風」の短編集。他に「金庫」、「突風」、「黒い血の女」、「理由」、「結婚式」、「「静雲閣」覚書」、「穴の中の護符」が収録されています。

 「穴の中の護符」読み終え、これで短編集「突風」読み終えです。

 あと数日で暮れるという日、半七老人が語る…吉原の女郎屋の寮の1件。時は文久2年の秋のはじめ…根岸の真新しくてこじんまりとした家に六十ばかりの老婆と21、2の細面の女…深川から出ていたという芸者が引っ越してきました。四十がらみの恰幅のいい旦那、そこに出入りする数人の若い男達。旦那はめったに出入りすることはなかった…興味の目を引く近所。

 1か月たったころ…谷中の門前町に行き倒れの老人の死体が…私の父ですと名乗り出たのはあの女。根岸に引っ越してきた女でした。女は、斎を出して近所の人たちに家に呼び馳走をふるまいました…出渋る者も3度、4度と呼びにやって家に招いた女。

 そして、留守にしていた好きに家々、4、5軒の家の庭、床下が掘り起こされ…掘られた穴の中には伏見稲荷の護符が芝居の紙吹雪のように撒かれていました。この謎めいた護符と掘られた穴。

 ん〜そうだったか…です。謎は解けた…面白かった
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2017年07月05日

「「静雲閣」覚書」…読み終えです!

 表題が「突風」の短編集。他に「金庫」、「突風」、「黒い血の女」、「理由」、「結婚式」、「「静雲閣」覚書」、「穴の中の護符」が収録されています。

 「「静雲閣」覚書」読み終えです。

 維新前まで十万石樽尾甲斐守の屋敷だった高級割烹旅館・静雲閣…経営不振となり、紆余曲折を経て宇津木という男が買い取りました。宇津木は静雲閣を訪れ。内部を案内され見て回る宇津木、案内人が最後の部屋を紹介して引き返そうとした時、「あれはーー?」と宇津木。それは白壁は剥げ落ち、修理の後もない土蔵でした。「見たいものですな」と興味を示す宇津木。

 庭下駄をはき朽ちかけた土蔵に近づき…土蔵の横に茂っている秋草辺りを見ながら…「此処は以前(もと)は、建物があったはずですん?」と宇津木。

 宇津木という人物と買い取った屋敷、その経営者との関係、宇津木が生い立ちが語られます…んー面白い。屋敷を買い取った理由がハッキリとしました。
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2017年07月04日

結婚式…読み終えです!

 表題が「突風」の短編集。他に「金庫」、「突風」、「黒い血の女」、「理由」、「結婚式」、「「静雲閣」覚書」、「穴の中の護符」が収録されています。

 「結婚式」読み終えです。結婚式に出るたびに想いだす、友人が犯した犯罪、殺人…それも結婚式の披露宴で。

 勤めていた会社を辞め独立した男。苦労に苦労を重ね妻の努力と助けもあり、徐々に軌道に乗っていった会社経営。女子事務員との不倫を繰り返す男。知らぬは賢い妻のみ、社内全員が知っていました。

 うすうす気づいた妻から相談を受ける男の友人。その後、女子事務員は会社を辞めたと…しかし、安心もつかの間、男が囲っていたという事実に驚く友人。そして、女子事務員が年相応の男性と結婚することに…これで一安心と思った周囲。…が、悲惨な結末を迎えることに…。男の執念というか、なんだろう、許せない結末に驚きです。でも、松本清張作品は面白い
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2017年06月30日

理由…読み終えです!

 表題が「突風」の短編集。他に「金庫」、「突風」、「黒い血の女」、「理由」、「結婚式」、「「静雲閣」覚書」、「穴の中の護符」が収録されています。

 短編だから読む時間も短です。

 「理由」読み終えです。結婚して8年、妻に対しては何の欠点も何の不満のないよくできている妻…しかし、夫は別れたい衝動が芽を出しました。まるでぬるま湯につかっているような刺激のない生活が…理由だ。

 夫は、円滑に別れるためにどうすればいいかを策を練っていく…たどり着いた策は…。妻は…、妻の弟が出てきて…最後まで分からなかった展開へと進んでいきます。結末が面白い

 読み終えて…んー良かった
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黒い血の女…読み終えです!

 表題が「突風」の短編集。他に「金庫」、「突風」、「黒い血の女」、「理由」、「結婚式」、「「静雲閣」覚書」、「穴の中の護符」が収録されています。

 「黒い血の女」読み終えです!。

 これを読むと人間の欲の深さが分かります。その欲望に真っすぐに進んでいく女。悪という知恵を駆使して、自分自身の身体も道具として使って、財産を独り占めにしようという目的を向ってなりふり構わずに進んでいく女…この題名にぴったりと合う女に描かれています。本当に黒い血が流れています、この女には
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2017年06月29日

突風…読み終えです!

 表題が「突風」の短編集。他に「金庫」、「突風」、「黒い血の女」、「理由」、「結婚式」、「「静雲閣」覚書」、「穴の中の護符」が収録されています。

 「突風」読み終えです!。夫の浮気に気づいた妻は、探偵社に夫の調査を依頼する。浮気相手はバーの女。女には内縁の夫、いやヒモの様な男が居た。

 妻は、バーの女と会い、夫との関係を立つよう頼む…分かったと女。しかし、夫の行動は、以前と一向に変化はない…まだ、つき合っているんだわ。今度は、女のヒモと直接会って男から女へ言ってもらおうとアパートに向かう妻。ヒモに会ってうちの夫との関係を終わらせてほしいと頼んた妻…けれど夫の行動に変化は見られなかった。

 再びヒモのアパートへ出向きまだ続いているようだと詰め寄った妻。妻は、結婚前には男性経験が無かった。そんな妻よりも数段上だったヒモ。その場へ言葉巧みに妻の気持ちを誘導していった…妻からすれば心に突風が吹いたかのような言葉と行動だった…完全に隙を作ってしまった妻は男の餌食に。

 夫の浮気は収まった。その後、妻は、知り合いの家庭で同じようなことが起こると…「気長に黙って待ってらっしゃれば、必ず御主人は奥様のところにお戻りになりますわ…旦那さまの浮気なんて、家庭の突風みたいなものですわ」と教訓めいた口ぶりで言うのでした。

 夫の浮気を止めさせるために妻がとった積極的な行動にはビックリしました。世間知らずの無知な人間が危険なところに飛び込んでいく怖さを知らされましたね。夫の浮気、私の身体が1つで解決よ…と言わんばかりの妻に思えました。話が直線に進んだからいいけど、これがこじれて紆余曲折となったら世間知らずの妻が変身したことでしょう。面白かった
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2017年06月27日

表題「突風」、金庫…読み終えです!

 表題が「突風」の短編集。他に「金庫」、「突風」、「黒い血の女」、「理由」、「結婚式」、「「静雲閣」覚書」、「穴の中の護符」が収録されています。

 「金庫」読み終えです。面白い。運送店の事務員を…、仕事は忙しいばかりで給料は安く、将来性もなく、劣等感を持っていました…つまらない生活を送っている男。

 そんな男に社内に友人・柿田省一ができます…読書、スポーツ、映画などの趣味が一致し仲良くなった2人。2人は、昼休みに誰もいない倉庫で雑談をすることが楽しみの1つとなります。いつしか事務所の古新聞を昼休みに倉庫で読むことが日課に。

 2人が興味を持ったのは、何十万、何百万を騙されたという様々な詐欺事件。「うまくやったな」と羨む2人。そんな詐欺事件の1つ、女が5000万円集めて、使途不明金が500万円。刑期は2年。使途不明金をどこかに隠しているに違いない…と柿田省一。その使途不明金を追う柿田でした。

 ある日、男は同じ事務員の女性から紙に包んだ南京豆を「田村さん。これ、いかが?」と渡されます。キーになったのは、南京豆ではなく、それを包んでいた紙、考古学関係の本の1ページを破ったと思われる…にありました。これを女性を通じて渡したのが柿田でした。これが柿田が男・田村に送った使途不明金のヒントだった。突然、休みを取った柿田…動き始めます。面白い
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2017年06月23日

突風…読み始めです!

 4日前から読み始めたのは「突風」、この本も松本清張です。短編集で、「突風」は表題で他に「金庫」、「突風」、「黒い血の女」、「理由」、「結婚式」、「「静雲閣」覚書」、「穴の中の護符」が収録されています。収録されているのは、比較的に早い時期に書かれた作品です。

 次は何を読もうかと…入ったのは近くの古本屋です。棚を見ていると「あった、安い」買いました。面白いい
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隠花平原…読み終えです!

 隠花平原(いんかへいげん)(上下巻)・松本清張、読み終えました…4日前

 一度読んでいても面白い…犯人「えぇーーーっ、そうだった」。分からずでした

 杉並の閑静な住宅街で、帰宅途次の銀行員が撲殺…これは、強盗、怨恨、いや人違い、間違って殺されたのでと推測する被害者の妻の弟。弟は若手画家。いや〜読み始めてから吸い込まれていきました…やっぱりいい松本清張。担当刑事が一緒となって解決していくのか……。これが…犯人はお前か…です。面白った
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2017年05月17日

隠花平原(上下巻)…読み始めです!

 和室の本棚を掃除していて…その下に箱の中にあった本。いつ読んだのだろうと、もう一度読んでみよう。今日から「隠花平原(上下巻)」松本清張、読み始めです。

 まだ、読み始めですが…閑静な住宅街で…銀行員が撲殺…。タクシーで降りてから…乗車した時から降りる時までの描写が面白いです。惹き込まれます。
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けものみち…読み終えです!

 山中に出来た小道…人口の道なのか…イノシシなどの獣が通ることによってできた”けものみち”なのか素人には判断しかねない。山中で迷って獣道を林道だと思って進むと…さらに奥の山中へ迷い込んでします。そんな社会の”けものみち”に迷い込んだ女・成沢民子。

 アパートでは、病気で寝込んでいる夫が…世話をする家政婦を雇い。旅館で働き週に一度アパート戻り夫と会う民子だが、ひがみ根性と疑い深い夫。旅館業という仕事柄誘いも多くて男がいるのだろうと…妻に対する態度は徐々に悪化…嫉妬の塊に。

 そんな折、民子にある老人が住む邸で働かないかと話が舞い込む…老人は影の権力者でした。その老人の意のままに尽くすことが民子の仕事。民子の決断は、夫と別れ、権力者の元へ…別れは殺すことでした。自らの手で…。この時から民子は”けものみち”へと迷い込んだのです。

 本作の結論は覚えてなかったので…そうだった…かでした。影の権力者の力で出世する方向へと進みそうだったんですけどね、読んでいるうちに。やはり”けものみち”でした。面白かった
 
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2017年03月25日

けものみち…読み始めです!

 「けものみち」松本清張、読み始めです。久しぶりに松本清張を読もうと「けものみち」は二度目です。「病気の夫を家もろとも焼き殺して行方を絶った民子。執拗に追う刑事…」読むぞー
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